今回は5月後半〜7月くらいまでの「初夏」のディスプレイをご紹介します。「初夏の風」をシフォン生地とワイヤーで表現してみました。作り方も後半でご紹介しますので、参考にしてみてください。
<目次>
00:00 初夏のラッピング&ディスプレイ
05:04 シフォン生地とワイヤーを使って風を表現
05:50 夏にぴったり!オーガーンジーリボンの華やかな結び方
ラッピングコーディネーター 五味栄里先生によるラッピング講座。リボンの結び方、箱の包み方、季節に合わせたラッピングやエッセイなど
今回は5月後半〜7月くらいまでの「初夏」のディスプレイをご紹介します。「初夏の風」をシフォン生地とワイヤーで表現してみました。作り方も後半でご紹介しますので、参考にしてみてください。
<目次>
00:00 初夏のラッピング&ディスプレイ
05:04 シフォン生地とワイヤーを使って風を表現
05:50 夏にぴったり!オーガーンジーリボンの華やかな結び方
今回は英字新聞を使ってオリジナルのペーパーバッグを作ってみます。
また同じ新聞紙で紙のリボンを作ったり、リボンをシールとして利用したりしています。
今回はバレンタインデー用のディスプレイのコツ
バレンタインデーに限らず、お店などではいつでも使えるノウハウです。
ショップ店員さんやオーナー様は必見ですよ!
新しい年を迎え、気持ちも新たにPCに向かっております。
昨年はコロナに明け暮れた一年でしたが今年こそ、その脅威を排除して自由に行きたい所に行き、何の心配もなく人に会いたいものですね。
エッセイは久しぶりで、その間に温めていた話のネタを二つお話しようと思います。
昨年、緊急事態が緩和された時期に大分の温泉にふらりと行ってまいりました。
旅の途中で、久住山系麓の長湯温泉というひなびた温泉郷を見つけました。
ちょっと車を降りて歩いてみようという事になり川べりに沿って行くと、「がに湯」という露天温泉がありました。囲いは全くなく360度どこからも見られてもОKのシチュエーションです。
「よほど自信がないととても入れないネ」などと言いながらぽかぽかと温かい日差しの中を気持ちも開放的になり、のんびり歩いておりました。
そこに「ラムネ温泉」というネーミングの看板を見つけてました。
あまりに可愛いのと、そのロゴマークと今の自分の気分がバッチリとフィットして引き寄せられるように建物の門をくぐりました。
その建物の外観がまたまたユニークで思わずにこりとする雰囲気を持っているのです。
壁は漆喰と焼杉で黒白ストライプ
になっており、屋根は銅板でそのてっぺんには松の木が生えています。
東大の先生で藤森照信さんというの建築家の作品だとのこと。この先生の建築はジブリの世界に出てくるような可愛い建物が特徴だそうです。
そして、2000円の入湯料と300円のタオル代を払い
家族風呂(コロナが怖いので)に入りました。
残念ながら入浴中の写真はご用意がないのでお見せ出来ませんが、このお湯がすごかった!
世界屈指(実際にそう書いてありました)の高濃度炭酸温泉で「バブ」の13倍の炭酸だそうです。だからといってサイダーの中にいるみたいなボコボコの感覚はなく、気が付けばいつの間にか腕に足にお腹に細かな仁丹の銀色の粒粒のような気泡がいっぱい付いていました。丸いほうのお湯は低温で31度なので始めは冷たくて、ぐっと歯を食いしばる感じですが、だんだん慣れてくると冷たさは感じなくなりました。
やがて気泡がいっぱい体中にまとい付くころには、ぽかぽかとしてその上、手足が軽くなる不思議な浮力感が全身を包みました。そうですね、目をつぶるとそのまま眠くなってしまいお湯の中に入っているよりは、まるで雲のベッドで寝ているような感覚でしょうか?
雲のベッドから下りた後は手足の関節の動きがスルスルと滑らかになった感じでした。
あたかもすっきりと体中の憑き物が落ちたみたいな爽快感で、さすが世界屈指の炭酸温泉と感心しました。
「コロナのために長く家に引きこもり我慢に我慢を重ね、ようやく至福の時を生み出す温泉にたどり着いたなぁー」と体と心が嬉しそうに拍手していました。
去年の秋のことです。
夏が過ぎたというのに、温かい日が続いて「なかなか秋が来ないなぁー」なんて言ってたら、急に空がガラスの天井になってキリキリと何処までも青く高く澄み、更に木々の葉が淋しそうにさらさらという音を立て始めると、やっと秋が始まった!と思っている間に・・・なんと秋はせっかち!
あっという間に風は氷の刃となって木々の葉を散らし、街のあちこちに赤や黄色の錦の絨毯を敷き詰める季節になってしまいました。
私は落ち葉が乾いたカサコソという音を立てるのが好きで、ウオーキングの時には子供のようにわざと、落ち葉の絨毯の上を歩くのが大好きです。
ある晴れた日の午前中に、その落ち葉の絨毯の中から
「おーい」という声が聞こえました。
「あれれ?よく見ると、のんきそうな落ち葉くん、私を呼んでくれたの?」
「えへへ・・ぼくもいるよ!ここ、ここ」
「楽しそうだねぇ、君は!何が可笑しいの」
「うっさいぞ‼、だまれ」
「どうしたの?そんなに怒っちゃって、血圧上がっちゃうよ」
「ねえ、わたしさみしいの」
「わかるよ、その気持ち、秋はなんだかさみしいよね」
気が付けば、落ち葉くんたちと楽しいおしゃべり。
皆、口々にいろいろなおしゃべりをしてカサコソ言っています。
サトーハチローみたいに、「小さな秋みつけた」じゃなくて
「小さな声聞いちゃった」でした!
まだまだ仕事が帰ってこないので、最近はのんびりと、老後のような生活を送っているためでしょうか?エッセイも浮世離れしたみたいな空気感で・・・
文章はその人を表すものなんだなと、あらためて小さく驚いております。
2022年もいよいよ始まりました!
皆様にたくさんの幸せなことが舞い降りてきますように。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今回はクリスマスラッピング&ディスプレイ
色をゴールドとグリーンでまとめ、紙質やリボンの種類や幅を変えることで、単調にならないラッピングをアドバイスします。
また、クリスマスツリーの飾り方のアドバイスもあり!
今回は、クリスマスにまつわる豆知識。
などなど
今回は商品棚のすみっこやレジ横など、ちょっとした小さいスペースでもクリスマスの雰囲気を出せるアイテム「スプリングツリー」の作り方をご紹介。
安くて簡単にできるので、お試しあれ!
今回は秋のラッピングとディスプレイについて。
お店のウィンドウや店内の一部を飾り付けする場合など参考にしてください。
40代から50代の女性たちのファッション雑誌で『美ST』という雑誌をご存知の方も多いと思います。実は8月18日に発行された10月号に私がちょこっと掲載されております。
アノ・・表紙をご覧になって、五味がアイドルの山田涼介さんと共演(?!)なんて勘違いした方は勿論いらっしゃいませんよね!ハイ、残念ながら一切接触はありません。
それどころか、私の関わったコンテンツの見出しは書くのも恥ずかしい‼「ニッポンの美ばあば」です。
「ばあば・・」と最初に特集名をお聞きした時は「『ばあば』なんて、まだ絶対に呼ばれたくないと頑なに拒否していたのに、その上トップシークレットの年齢が公になるなんて絶対に無理!!!!」と大抵抗しましたが、「いいじゃない、ただの『ばあば』じゃなくて美がついているじゃないの」などとヒトのことだと思って、周りがいい加減な慰めを言うので、ついついその気になってしまいました。
その特集の内容はアラ古希から100歳代まで各世代の「ばあば達」に元気の秘訣を聞き出すことがテーマだと伺いました。私の場合は朝とランチに摂っている独自の超健康的なお食事と、毎日のお手入れの「ながらパック」を秘訣としてご紹介することに決まりました。
ということで、その撮影当日の舞台裏をお話してみたいと思います。
当日は私を含めて3人の「美ばあば様」のそれぞれの自宅を訪問して撮影するというので、カメラマンさん、メイクさん編集者の方の3人が朝の9時には早々と我が家にいらっしゃいました。カメラマンさんもメイクさんもすごいお荷物で、お二人合わせて大きなスーツケース5~6個くらいはあったのではないかしら?カメラマンさんは機材を台車に載せて運んでいました。
さて、撮影はまずは私のメイクからがスタートです。
我が家のリビングのテーブルの上にメイク道具が、所狭しと並びました。(
)さすが通常はファッションモデルさんたちを美しく変身させているプロのメイクさんです。次から次へとメイク道具と技術を駆使して「五味ばあば」に美が付かなきゃ仕事にならないという勢いで、腕を振るってくださいました。(
)その間、小1時間くらい、編集の方とカメラマンさんは手持無沙汰の様子でお待ちいただきました。(
)そして最後にヘアーを整えて出来上がりです。(
)
メイク終了後、鏡を見ながら「こんなにしっかりメイクしたのは、ウン十年前の結婚式以来だなぁー」としみじみと感慨に浸る私・・・
メイクアップアーティストとしては、情けない独り言を最後にポツリ、「メイクでこんなに変わるのねぇ」・・だめだこりゃ。
話がいきなり飛びますが、ここで一つ、これから「美ばあば」を目指す読者の皆様に参考意見です!実は近年、加齢により瞼が垂れ下がってきて眼の表情に元気がないなぁというのが私の悩みの種でした。ところがこの撮影で「ツケマ」をプロのメイクさんに上手に付けて頂き、鏡の中の自分を見てびっくり!しっかりと瞼が上がり、それこそ瞬く間に黒目がちで元気な目になっていたのです・・これは大発見!加齢対策に相当な効果だと実感しました。(
)ツケマは韓国の美しい女優さんの専売特許のような、私たちの普通のメイクとは現実離れのイメージがありましたが、なるほどこれならば、私もやってみようとむくむくとやる気が出てまいりました。
でも、上手に付けるには練習が重要のようです。
先日、友人に「見て!私何か変わっていない?」と目元をバチバチさせながら聞いたところ、
「ウン、さっきから分かっていたよ、ツケマしているよね。でもやめた方がいいと思うよ」
単刀直入な物言い・・まだまだ修行が足りないようです。
違和感のないツケマになるように悪戦苦闘、毎日頑張って練習中です。
話しを戻して、さていよいよ撮影です。
場所は私のアトリエですが、狭いのでメイクさんカメラマンさんお二人にご面倒を掛けながら撮影をいたしました。(
)編集の方に「はい笑って下さい!」と何回も言われましたが笑っているつもりなのに、なかなかオーケイが出ません。あごを引いて、胸を張って、はいそのままの姿勢でこちらを向いて、眼線こちらにください!殆どパニック、背中がつりそうになりました。プロのモデルさんって本当に大変なんだなぁーと、余計な心配までしてしまいました。
そんなこんなでなかなかできない経験をさせて頂きましたが、『美ST』発売当日、早速書店で購入して恐る恐るページを開いて見て、驚きました!
開いた途端、そのページから「ガハハハ」という笑い声が聞こえてきそうなド迫力満点の笑顔がいっぱい!生き生きと元気な「美ばあば様達」の写真がずらりと並んでいました。
皆様キラキラ輝きそしてそのセンスの良さ!美しさ!そろいもそろってスゴイ‼の一言に尽きました。さすが『美ST』の編集者。よくぞこれだけの猛者を集めたなぁーと感心する事、しきりでした。
言うまでもなく私はアラ古希なので、この中では最若手だったのですが、なんと!なんと!
私が一番地味で、先輩美ばあば様方と比べると全く生き生きしてない、なんだ!しっかり負けているじゃないと、思わずぱたりとページを閉じてしまいたくなりました。
(このブログの編集の横山さんは「先生!昭和っていう感じ」というので二人で笑い転げてしまいました)、ほんと!そうなんです。残念。
この先輩「美ばあば様」の若さと美しさは格が違いました。
どうしたらこのように美しく年を重ねることが出来るのでしょうか?
この5年でしょうか?自分のことを振り返ると、お誕生日を迎えるたびに加齢の衰えの嘆きとそれに伴うあきらめに近い落担の中で時間を過ごしてきたのだなぁと、そのような自分がかわいそうなってまいりました。美ばあば様達の明るいエネルギーいっぱいの笑顔とセンスの良いファッション性を見て今回は深く学びました。
加齢の衰えについてはこのように考えたらいかがでしょうか?
80歳、90歳になっても、お肌の手入れを怠らなければ、シワはあってもつややかなお肌を保つことが出来ます。背筋をピンと伸ばしていれば、少々出っ張ったお腹も引っ込み、歩く姿も美しく、首元も緩んで見えません。いつ間にかやめてしまったハイヒールにもちょっと辛いけど、挑戦してみましょう。
自分の似合う色に敏感でいれば、おばあさん色は止めて、華やかな色だって着こなせるし、当然お顔映えも美しくなりいつもお洒落ね!と言われることが新しいエネルギーとなるに違いありません。
年齢を重ねることは怖い事ではなく、女の勲章が一つずつ増えていくこと、それなりの努力もしながら自分の衰えを魅力に変えるくらいの、意地を持って生きていかなければ、自分の人生に申し訳ないと思いました。
フランスでは経験の浅い若い女性より、自立して知性も経済力も併せ待ち、歳を重ねている女性の方が魅力的だと思われているそうです。特にフランスの男性の考え方はその傾向が強いとのことです。かのフランス大統領のマクロンさんは夫人が24歳上まさに今のお話の通りですね。
私達せっかく女性として生まれてきたのだから、最後までその美しさを求める楽しみを全うして、溌剌と80歳、90歳と生きていきましょう。
アラ古希でツケマに目覚めたことも大きな進歩だと考えて!
美への追及心を忘れないで歳を重ねるごとに、魅力的な女になっていったらどんなに素敵な事でしょう!
という私、
今ツケマを付けた目をバチバチさせて、いや違います、キラキラさせて、PCに向かってキーをたたいているわけであります!
五味、本物の「美ばあば」にむかってがんばります!!
今回は夏のちょっと涼しげな工夫として、レースペーパーを使ったラッピング、オーガンジーリボンを使ったラッピング、ペーパーバッグをギフト仕様にするワザ、の3つをご紹介します。
使用したリボン
オーガンジーリボン カラー:No.1 リボン幅:24mm