ラッピングコーディネーター 五味栄里先生によるラッピング講座。リボンの結び方、箱の包み方、季節に合わせたラッピングやエッセイなど
歳の瀬が近付くと、徐々に加速度を増すようにせわしく、忙しくなってまいります。
私は例年のごとく、ハードなスケジュールに翻弄される毎日で、ウイークエンド以外はほとんど出張に出ております。そのような中でこのエッセイ原稿の締め切りを迎え、あたふたと考えた挙句、エッセイで使うために撮りためた写真の中で、日の目を見ずにそのまま携帯の中で眠っている数枚をご披露しようと思い立ちました。
3歳~5歳の子供たちにおむすびを作って食べさせました。わいわい言いながら食べてすぐ遊びに行ってしまった後に、お皿を片付けようとしたらこのようなかわいい子がぽつんとお皿に残されていました。大人にはマネのできない壮大な創作へのエネルギー?思わずウフフと笑ってしまいました。
何年かぶりに段通の絨毯を出して敷いてみました。花の模様がうるさい感じがしてあまり好きになれずに長い間「御蔵」になっていたのですが…、久しぶりに敷いてみたらそんなに変じゃないなー。思い込みってひどいですね。季節は春!心も明るい華やかさを求めていたのかな?
春の日差しの中で可愛い花たちが笑っています。この20年の間、毎年私のお誕生日にこのような素敵なお花を送ってくださる方がいらっしゃいます。彼女は札幌に住む私のお仕事仲間です。なれそめは私が彼女にラッピングをお教えした事です。今の彼女があるのは彼女の努力の賜なのに・・・、恩に思っていただき光栄です。私の大切なお仲間です。
嬉野温泉のお湯はphが高いのか、お肌がツルツルになり素晴らしい温泉です。たまたま雑誌で見つけたこのホテルは素晴らしかったです!シルバーエイジの特別代金でお安く宿泊できました。
インテリアも素敵でしたが、お湯がかけ流しで絶えず流れていてさわさわとその音が浴室を開けると聞こえてきて、その音に誘われるように何度もお風呂に入ってしまいました。窓から緑が豊かに見えて素晴らしいホテルでした。
茨城県の河内町にお仕事に行く途中、竜ケ崎鉄道に乗りました。とっても短い鉄道で駅は最初と終点も含めて3つ、ということは途中1個しか駅がありません。その電車に乗ったら、
「何?これ???・・・」
コロッケらしきものが吊革にもれなくついています。降りるまで訳が分からなく乗っておりましたが。後からお聞きしたら、コロッケで一度「全国一位」になったのでこれで町おこしということらしいです。それにしてもすごいアイデア!電車にコロッケなんて!発想が豊かですね。
帰りにコロッケを買いましたが、ミンチでなく薄切りの牛肉がちゃんと入っていて中々ボリューミーなお味でした。
去年の写真で心苦しいですが、信州上田城の紅葉は一年たった今でも忘れられない程の景色でした。今を時めく幸村もまだ人気に火が付く前でしたので、ゆっくりとお城を見て回りました。小さいお城でしたが紅葉の美しさは格別のものがありました。
今年は、地震、水害、台風など天災があり心が痛む事が多くありました。
世の中の流れも不穏なにおいがして、日本人が大切に守ってきた平和も大丈夫なのかと不安になるときもあります。
今年もあと残すところ2か月、新しい年を迎える準備をしなければいけませんね。
にこにこと笑っていられるいい年になりますように、祈るだけです。