ラッピングコーディネーター 五味栄里先生によるラッピング講座。リボンの結び方、箱の包み方、季節に合わせたラッピングやエッセイなど
時間が過ぎるのは早いもので、今年もすでに半ばを過ぎてしまいました。
私は相変わらず旅から旅へと忙しい毎日を送っていますが、今日は久しぶりに原稿を書くためにPCに向かっております。今回も撮りためた写真をお見せしながら、私の近況などにも触れてみたいと考えております。
最初にお見せしたいのが、こちらです。
北海道の洞爺湖のウインザーホテルで友達とちょっぴり贅沢をしようと、ランチを頂きました。その時に眼下に稀有な風景を見つけました。
湖のその深いブルーをバックに色も鮮やかな美しい虹がかかっておりました。まるで湖の上に神様がそっとリボンを結んで置いたような、見たことのない景色に誰もが息をのんでみておりました。
ウインザーホテルのあと洞爺湖のほとりの別のホテルに泊まった翌朝のことです。
風がなく鏡のように静まった湖水面には羊蹄山と朝ぼらけの空が映り込み、その荘厳ともいえる景色が神々しくて思わず胸の前で手を合わせてしまうほどの素晴らしさでした。
先月には、高松にも参りました。海のすぐ近くの玉藻城のお堀で船頭さんが漕いでくれる小さな船に乗りました、お堀にはプライドの無い鯛が住んでいて、餌を目当てに船べりに寄ってきます。「鯛は孤高を保って生きてもらいタイ…」と、独り言。「これでいいの?あなたたち・・・」とじっと見つめてみても、鯛君たちはそのような言葉に知らんぷり、ひたすら餌のおねだりに余念がありませんでした。
勿論、高松ですからさぬきうどんも評判のお店をしっかりと抑えております。
お昼前の11時にもかかわらず既に店の中は超満員。おうどんもさることながら、この玉ねぎのコロッケが美味しくて、もう1回並んでお替りしようかなと真剣に考えました。
高松で有名な栗林公園はこちらのおうどん屋の向かいです。
20年ほど前にこの公園に来た時の事は忘れられません。雨がそぼ降り、人恋しくて、この太鼓橋の上で恋しい人の名前を呼んで泣きました(スゴイ思い出でしょ‼もう時効だから許してください)。しかし今回の太鼓橋は同じ場所なのに、お腹もいっぱいだし、お天気も良いし、めっぽう明るくて両手を突き上げて「いえーい!!。」って叫びたいほどテンションは絶好調でした。人間なんて単純なものですね。
さて次のお話は岡山です。瀬戸内海に臨む町で児島という駅に降り立ち外に出ると、通路の天井でハタハタと風に吹かれて揺れているものがあります。見上げるとGパンです。児島はジーンズの布が特産品ということで、洗濯物のようには見えるのですが、なるほどユーモアもあってこのようなアピールもありだなーと、その根性とアイデアに感心することしきりでした。
Gパンの町から少し離れた玉野というところで仕事を終えて、次の日はそのまま電車と新幹線を乗り継いで9時間かけて山形までまいりました。山形ではお仕事の後、とろりとして美味しい十四代という有名なお酒を呑み。ほろ酔いのままお決まりの五十番というラーメン屋さんに参りました。山形ラーメンの横にある豆苗の炒め物もこのお店の売りだそうです。お土産は(食べかけでごめんなさい)米沢牛が美味の牛肉ど真ん中とサクランボと凍み餅でした。
私の近況は、PC教室に通い始めたことです。
長い間全くの独学でPCを操ってまいりましたので、怪しい事この上なく、この原稿の編集者様はじめ周りの方に多々ご迷惑をおかけしてまいりました。まさしく一念発起して1からやり直そうとワードの基本から始めました。ワードにはあまたのボタンがあったのに、いじると変になってしまうという怖さで、一切クリックしてみなかった私の愚かさが、毎回レッスンを受けるたびに発見できてびっくりの連続です。
『なーんだこんな簡単なことに、苦労していたんだなぁ、このボタン1個でホラ、解決!』などと心の中の独り言が多くて、これを全部声に出していたら、うるさくてお教室出て行ってください!と言われそうです。
まだまだ悪戦苦闘しておりますが、効果が出るまで頑張ります。
以上、梅雨の曇天は暗いのにめっぽう元気な五味栄里でした!!